認知症のご家族がいらっしゃる皆様、毎日の服装や衣類の収納でお困りではございませんか?
お姑さんが、同じ服ばかり着たり、春になったのに冬の服を着たがったり、入浴しても下着を着替えなかったりします。
同じ服ばかり着るのは、衣類をギュウギュウに詰め込んでいるクローゼットに一因があると思い、整理することにしました。
クローゼットの冬服を移動 吊るす収納で出し入れしやすく
いつまでも冬服を着るのは、部屋にあるからなのではないかと思い、別の場所に移動することにしました。

クローゼットの左側の写真です。下に積んであった服がなくなり、選んだり出し入れが容易になったと思います。
あまり着ないコートやスーツ、ジャケットなどを左端に、カットソー、セーター、パンツを出し入れしやすい位置に吊りました。

クローゼット中央の写真です。数は多いのですが種類ごとでまとめたので、スッキリした感じにはなりました。
この位置には、ジャンバー、ジャケットを吊りました。

クローゼットの右側の写真です。ここにあるものは、もっと減らせそうです。下に置いてある帽子も整理したいですね。
この前にはベッドがあってクローゼットが使いづらいので、あまり着用しなさそうなスカート、ブラウスを右端から吊りました。

左の写真がクローゼットに入っていた服、右が冬服を移動した後の写真です。
写真から、かなり減ったのが分かると思いますが、まだまだ多いです。

スカートは履かない(サイズが合わなくて、たぶん履けない)とのことで、いまでも履けそうなスカート一着以外は処分することに。

スカートを9着除いた後のクローゼット左側の写真です。
アンサンブルワンピース(礼服)を左端に、ジャケット、カットソー、ポロシャツ、セーター、パンツを並べました。

クローゼット右側の写真です。
スカートがあったスペースに、あまり着そうにないジャケット、ブラウスなどをまとめました。
服の数は多いですが、すべて吊るしたので、どこに何があるか分かりやすくはなりました。
お姑さんが服を自分で選んでくれると良いのですが…
今回すべて吊るして収納したのですが、使用したハンガーで便利なものがあるので、紹介しておきますね。

丸首、ハイネック、タートルネックなどは、えりを伸ばさないようにするため、通常のハンガーだと身ごろの下から入れなければなりません。
このハンガーだと、切れ目にえりを通せるようになっているので、少しの手間で掛けることができます。
私は、百円ショップ・キャンドゥで購入しました。2本で110円です。
2026/05/15現在、通販では売り切れですが、商品説明のため販売ページのリンクを貼っておきます。
お姑さんのクローゼットの衣類が、124着から58着に
衣類の数を種類ごとに表にまとめてみました。
| 衣類の種類 | 冬服移動前 | 移動後 |
|---|---|---|
| ニットベスト | 5 | 2 |
| カーディガン | 6 | 2 |
| セーター | 12 | 2 |
| カットソー | 5 | 4 |
| ポロシャツ | 4 | 4 |
| パンツ | 34 | 17 |
| ジャケット | 24 | 12 |
| コート | 4 | 1 |
| ベスト | 10 | 4 |
| スカート | 10 | 1 |
| ブラウス | 8 | 7 |
| スーツ | 1 | 1 |
| ワンピース(礼服) | 1 | 1 |
| すべての衣類 | 124 | 58 |
もっと減らしたいところですが、お姑さんが「服がない。私の服どうしたの?」となるかもしれないので、今回はこのくらいにしておきます。
お姑さんに許可をいただいて私が片付けましたが、そのことも忘れてしまいますから。
クローゼット整理後に私がしていること五つ
クローゼットの服の数が減り出し入れしやすくなったところで、お姑さんが急におしゃれになる、なんてことはありません。
お姑さんができないことを私が代わってしなければなりません。次の五つのことを主にしています。
- 脱いだ服をクローゼットに戻す
- 時々吊るす場所を変える
- 汚れをチェックして洗濯する
- 季節に合った服に入れ替える
- まったく着ない服を処分する
クローゼットから服を出して着ても、脱いだ服を入れることはしません。そのまま部屋に置いておくと翌日も同じ服に。
前日に着た服を憶えていないので、明日これを着たらいいかなと思う服を目立つ場所に吊ると、着ることがありますよ。
汚れていても「汚れてない」と言ったり、汚れていることに気が付かなかったりするので、汚れ物を見つけたら黙って洗濯します。
入浴の時は、きれいな下着とパジャマだけを置いておくと迷わず着られます。いままで着ていたものと、これから着るものが、分からなくなるみたい。
季節に合った服装というのは一番難しいようなので、いまの季節に着る服だけを部屋に置くというのが、分かりやすいかもしれません。
まったく着なかったり、すぐに脱いでしまったりする服は、まず着ることがないので処分。買ったばかりの服は私が着ることも。
できないことより、できることに目を向けるとホッとする

認知症のご家族が、どんどん、いろいろなことができなくなっていくのは辛いですよね。
でも、なんにもできなくなってしまうわけでは、ないようですよ。

お姑さんは花が好きで、部屋の花瓶の花を絶やしたことがありませんでした。買い物に行った時に花を選ぶことが楽しみの一つでした。
認知症になってから買い物ができなくなって、花を買ってくることはなくなりましたが、ふと昔を思い出し、庭の花を摘んで花瓶にさしたりすることもあります。

デーサービスのお迎えがくるまで、特に落ち着きがなくなるので、お姑さんにできそうな用事を頼むことがあります。
この日は、ご近所の方からいただいたグリーンピースを、さやから出してもらいました。「あ、落ちた~」と豆を転がしながら、楽しそうに作業していました。
お姑さんのことを書いた記事が他にもあるので、よろしかったら読んでみてくださいね。



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