認知症のご家族の食事中の動作変化に戸惑うことはありませんか?
私は、お姑さんがおかしな食べ方をするようになって困っています。
お姑さんの食事中の表情から、食事が楽しめなくなっているのを感じます。
どうしたら食べやすくなるのか、私なりにやってみたことをご紹介します。
おかずをワンプレートに盛ったら食べやすくなったみたい
おかずを別々の器に入れていると食べにくいようなので、仕切りのあるプレートに盛ってみました。

すると、いままでよりもスムーズに食べられました。
自分の目の前にあるものでも、食べていいのかどうか分からないことがあるようなので、これだと迷わないみたいです。
器以外にも工夫している点があるのと、食べなかった物があるので、それについては後ほど。

このプレートはダイソーで購入しました。110円です。
私がやってみた工夫とお姑さんの食事状況を記録してみた


お姑さんが、はしを上手く使えなくなっていることは気が付いていたのですが、何も対策をしていませんでした。
友人に「認知症のお母様の食事どうだった?」とたずねると「なんでも小さく切っていた」とのこと。
豆腐のようなやわらかい物でも、食べやすい大きさにするのが難しいようだと感じていたので、切っておきました。
小さな容器に入って売っている大豆と昆布の煮物は、以前に中身だけをトレーに入れたところ、昆布を残していたので、今回は容器のままで。
なぜか、どの料理でも野菜だけを先に食べてしまうので、肉詰めピーマンは最初からピーマンと肉を別々にして切りました。
マグロの長いもとろろがけは、もともとこういう料理なのでそのまま。とろみもあるので食べやすいと思ったら、ほとんど残しました。
理由をきくと「気持ち悪いから」ということこたえが。「えー! いつから、そうなった?! いままで食べてたのに」
長いもは、切ったものは入れ歯でかめないから、すりおろしたのが好きと言っていたのですが、ヌルヌルを気持ち悪いと感じるようになっていました。


もやしハンバーグは一口大に切りました。ほとんど食べませんでした。原因はもやしだと思います。もやしでも固いと感じるようなのです。
エビときゅうりの塩炒めは、きゅうりモエビも小さめのものだけ盛りました。味がどうかなと思っていましたが完食。
四宝菜(八宝菜なのですが具が少ないので)は、食べやすかったみたい。片栗粉のとろみは大丈夫なんですね。


白身魚フライは食べやすい大きさに切り、冷凍ポテトは小さめのものを選んで盛りました。
トマトは皮をむき小さく切って。ブロッコリーはゆでて小さく切りました。ブロッコリーの茎を固いと感じたようで残しました。
ゆで胸肉は薄く切る料理だったので、そのままで。


キャベツシュウマイは小さく切りましたが、そのままのほうが見た目がきれいで良かったかも。
かぼちゃサラダは、そのままで。
ブロッコリーの茎を食べなかったことがあったので、切り落としてみたら食べました。
鶏ムネ肉は細く裂いていたのですが、さらに半分に切りました。小松菜は青菜では固いほうなので、やはり少し残しました。


ハッシュドチキンは、ピザのような形で固めなので、小さく切りました。味がしっかりしていたので気に入ってくれました。
ハンバーグは、やわらかいけど大きめのかたまりなので、一口大にカット。野菜はパクパク食べましたが、肉は残しました。
合いびき肉の料理が好きではないみたいなんですよ。つみれも残しがち。ケチャップやソースなどを、かけたほうがいいのかも。


卵豆腐はそのままで、スプーンを添えて。枝豆天は、そのまま。
プチトマトは皮を食べないので、むいてあります。リーフレタスでさえ、固いと言いそうなので小さくちぎっています。
鮭とじゃがいもは、一口大に切ってから調理するので、そのままで。
フォークがあったほうがいいかなと思って添えましたが使いませんでした。
固い料理がなかったからか完食でした。


アジの南蛮漬けは二つくらいに切ることもあるのですが今回はそのまま。問題なく食べました。
ごはんに塩をかけることがあるので、昆布の佃煮のほうが良いかと思って添えてみました。気に入ったようです。
ブロッコリーはやわらかめにゆでると茎も食べます。
骨付き肉はそのままでも手で持ってかじりますが、かんだだけで飲み込まなかった・・・。
肉を最後まで食べないでいて結局残すことが多いので、どうやったら食べるのか今後の課題です。
お姑さんの以前と違ってきた食事動作まとめ
- はしを上手く使えなくなった
- 固いと感じたものを飲み込まない
- 目の前にある料理を認識できない
- 野菜だけを先に食べてしまう
- 肉を食べないことが多い
- 味覚の変化により好みが変わった
はしが上手く使えず、大きめのものをつかんだり、食べやすい大きさにしたりが難しくなったので、小さく切ると食べやすいようです。
はしを使うことを前提に「これも使っていいよ」と、スプーンやフォークを使用するのも良いかもしれませんね。
実際はどうかは別にして、固いと思ったものは、かんだだけで飲み込まず出すようになりました。特に肉や生野菜です。
生野菜をレンジ加熱したり、なるべく、ゆでた野菜にするなどして、やわらかく調理することはしていますが、まだ対処しきれていません。
目の前にあるものでも自分の食事と認識できず迷うことがあるため、仕切りがあるひとつの皿におかずを盛るようにしたら改善できました。
料理の名前も、材料が何でどんな風に調理したのかも分からないようなので、黙々と食べているだけなのです。
何の料理でも、野菜を先に食べてから残ったものを食べるという、食べ方をするようになりました。おいしいはずがありません。
肉を最初に食べることはなく、最後まで食べないで結局残すことが多くなりました。肉だと分からないように調理すれば食べるのでしょうか?
微妙な味が感じられないため、素材そのものや出汁の味が分からないようなのです。幼児の味覚に近い感じがします。
幼児は味覚が未発達なため大人とは味の感じ方が違います。高齢者の味覚変化は、加齢により舌に有る味を感じる細胞が減少したことなどが原因です。
濃い味や甘い味を好むようになっっているため、ケチャップやソースなどをかけると食べやすくなるようです。
食事を楽しむことができなくなっている家族に私たちができるのは、少しでもスムーズにストレスなく食事ができるお手伝いをすることぐらいなのかな。
できないことが増えていって、別の人になっていくように感じることもあるけど、時々見せてくれるお義母さんらしさに救われることがあります。

「おかあさん。外の花、もう、どうにかしようよ」
「庭に咲いているアジサイでも、いけようかね」



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